アフィリエイトの裏話

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ブログ開設後3ヵ月は毎日更新はウソ!?証拠に面白い解析データを晒してみようか。

      2015/09/03

実は待つのが仕事です。

ブログ開設から3ヵ月目のアクセスを分析した前回の記事では、『通説になっている「ブログを始めたら、まずは3ヶ月書き続けろ」は本当かもしれない』という結論を出しました。

が。

ここで、自分の出した結論に、自分で反証するという少し謎な行動に出てみようと思います。

反証したくなった きっかけ

きっかけは、ただ一点。

3ヵ月間ほどアドセンス・ブログを運営してみた結果で出した結論の『ブログ開設から3ヵ月。「3ヶ月書き続けろ」は、どうやら本当らしい。』の「らしい」の部分。

 

なぜか「本当だ!」と言いきれない自分に気付いたからです。

 

それもそのはず。

僕自身、8年半もブログと向き合っていて、色々なデータを持っていたりします。
(継続して記事を書き続けて無いのがポイントですがw)

その中には「ブログを始めたら、まずは3ヶ月書き続けろ」に反証できるデータが存在したからです。

 

前提条件

前回の記事にも書きましたが、大手ブログサービスと独自ドメイン、独自ドメインも新規ドメインとオールドドメインなどの環境によってアクセス推移は異なります。

なので、データの元となったブログについても環境をお伝えしておきます。

 

データ元のブログは、今回のアドセンス・ブログと同じく、全くの新規で独自ドメインを取得した独自ドメイン(新規)+ WordPressブログです。

 

このブログとの相違点

データの元ネタになったブログと、このブログと異なる点は、

  • 1ヵ月強で38記事を投入後、完全に放置した。
  • テーマは特定のモノに絞り込んだ。
  • 1記事の文字数は400~600文字程度。

の3点です。

普通に考えれば、かなり分が悪そうですよね。

 

放置し続けた結果。。。

ブログ開設から最初の3ヵ月はこんな感じです。

放置ブログの3ヵ月間のアクセス推移
ちょうど真ん中の時期まで記事を投入し、そこから放置に入りました。

その後は、予想通り、アクセスは少しずつ下がって行くように見えました。

ところが。

何と、その後は徐々にアクセスが上がっていきます。

半年間のデータで見ると、こんな感じ。

放置ブログ6ヵ月のアクセス推移

更に2年間で見てみるとこんな感じになります。

放置ブログ2年間のアクセス推移

いかがでしょう?

2年間も放置していてもアクセスは右肩上がりに推移していますよね。

2年後には、放置しているにも関わらず、月に4500セッション程度(放置開始時の6.5倍!)にまで成長していますし、更にその後も山谷はありますが、アクセスを維持し続けていますwww

 

通説「ブログを始めたら、まずは3ヶ月書き続けろ」への反証

反証への根拠になっているポイントは、1ヶ月ほど記事入れして放置したブログと、毎日更新を続けたこのブログで、セッション数もPVもほとんど変わらないという点。
(むしろ放置ブログの方が多めwww)

 

ここから以下の2つの仮説が成り立ちます。

  • 仮説1 : Googleは更新頻度を、それほど重要視していない。

この仮説が正しいとした場合、重要なのは「時間の経過」ということが言えます。
穿った見方をすれば、ただただドメインエイジが長くなるのを待てばいいという見方もできますね。w

  • 仮説2 : 更新頻度より記事ネタの方が重要

当然ですが「記事のネタに差があるので反証にはならない」という意見もあると思います。
放置ブログの記事ネタがたまたま良かったからという見方ですね。

この場合でも、重要なのは更新頻度や記事数ではなく、ひとつひとつの記事のネタの方が重要性は高いということになります。

もちろん、更新頻度も記事数もブログのアクセスに影響する重要な指標ですので、どちらも無視できないという事には変わりないのですが。

 

結論

という訳で、「ブログを始めたら、まずは3ヶ月書き続けろ」は必須では無いかもしれません。

もちろん、ネタが良ければ。ですが。

という訳で、

  • 好きなように書いていても、3ヶ月書き続けていれば、それなりにアクセスは増えてくる。
  • ネタが良ければ書き続けなくても、時間の経過と共に、それなりにアクセスは増えてくる。
  • いずれにしても、数か月で音を上げてはならない。

というのが結論の様ですwww

 

完全放置で本当にアクセスが維持できるのか

ここで疑問に思われるのが、本当に完全放置で本当にアクセスが維持できるのかという点だと思います。

このデータ元のブログを構築してから4年2ヵ月が経過していますが、残念ながら、実は完全放置という訳ではありません

アクセスが下がり気味になったタイミングで、テーマを変えたり、記事を入れてみたりして、アクセス推移の実験を行っていました。

テコ入れ箇所

ちなみに、青矢印がテーマ変更、赤矢印が記事入れを行った時期です。

その他、Altタグを入れ忘れた画像にタグを入れたりといった、メンテナンスを少しづつ入れてはアクセスの推移を確認してます。www

感覚的には、テーマ変更はジワリと効き、記事入れは即効性があるというイメージです。

 

【補足】

ちなみに、このデータは

  • ブログは100記事が最低条件だ。
  • 記事の文字数は多ければ多いほど良い(1000文字以上とか)。

といった、別の通説への反証にもなっているかもしれませんね。

もちろん、38記事は、しょせん38記事分のニーズしか満たせませんので、どこかで頭打ちがきます。

加えて、記事が多ければ多いほど、記事の文字数が多いほど、ロングテールでキーワードが検索にかかる可能性も上がりますので、長期的に見れば、当然のことながら、ある程度ボリュームのある記事を書き続けた方がいいというのは間違いありません。

ただ、

時間が経てば、アクセスは自然と増えてくる。だから通説に捕らわれ過ぎなくても良いんじゃない?

という事だけは言えるようです。

あなたは、このデータを見てどう分析しますか?

 

【追記】

この記事は僕自身の前回の記事への反証ですので、そちらも併せて読んでみて下さい。
参照:【アドセンス・ブログ運営】3ヵ月目のアクセス数とアドセンス収益

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